沿革


1986年1月、財団法人オイスカ(現・公益財団法人オイスカ)によりオイスカ香港日本語幼稚園が在香港日本領事館、日本人クラブ、日本商工会議所、日本人学校の協力のもとに香港で開園されました。

オイスカジャカルタ幼稚園は法人等の要請により2014年7月に香港の姉妹園として開園いたしました。

教育方針(4つのはしら)


健やかなからだ

 楽しく身体を動かすことを通して、さまざまな活動に意欲的に挑戦できるようにします。走る、跳ぶなどの運動のほか、手洗いや歯磨きなど身体を清潔に保つことの心地よさや、大きくなる喜びも感じることができるよう導きます。

ともに生きる
よろこび

 友だちと一緒に活動すること、山羊や兎の世話、畑で作物を育てて収穫すること、園内の果樹や草花とのふれあいなどを通して、ともに生きることのよろこびを感じられるよう、かかわります。インドネシアをはじめとした多様な文化にも触れ、より広い世界への関心を育みます。

考えるたのしさ

 子どもは五感を働かせて身体を動かし遊ぶ時に最も多く学び、成長します。一人ひとり異なる子どもの思考のしかたや思考する際の心もちに保育者が共感しながら応答し、一緒に世界を探求していきます。遊びや生活を通して考えることの楽しさを味わうことができるよう工夫し、考えたことをみんなで共有できるようサポートします。

挑戦するちから

 わたしたちの生活は豊かな文化の上に営まれています。子どもたちが文化を継承し、さらに創造していくことができるよう、園生活を通じて導きます。挨拶、衣服の着脱、食事のマナーなどの基本的な生活習慣を家庭とは異なる幼稚園生活の中で、友だちと楽しみながら挑戦できるよう、ていねいにかかわっていきます。

代表者


理事長黒田 祐之進

全オイスカ日本語幼稚園 理事長
オイスカ・インターナショナル 副総裁
公益財団法人オイスカ 中国・香港駐在代表
オイスカ カレッジ リミテッド 理事長


四つの柱の教育方針は、1986年に香港の地にオイスカ幼稚園が創立されて以来、上海、広州、マニラ、バンコク、シラチャ、ジャカルタのオイスカ幼稚園に引き継がれてきたものです。

「強い身体」「きれいな心」「良い頭」「自立心と社会性」の四つの柱は、オイスカ幼稚園の初代園長でおられた故・日名子太郎先生(元・玉川大学教授・聖徳大学教授)が中心となって作成されました。ジャカルタの当園を含めて、全てのオイスカ幼稚園では、この教育目標の上に子どもたちの健やかな園生活が日々、営まれています。

幼児教育研究の進展が目覚ましい現在、当園では、この四つの柱をさらに現代の子どもたちにふさわしいものとするため、「健やかなからだ」「ともに生きるよろこび」「考えるたのしさ」「挑戦するちから」と、深化させました。

いま幼稚園で学ぶ子どもたちは、将来わたしたち大人が生きてきた時代以上に変化の大きい未来を生きていきます。オイスカ幼稚園を巣立った子どもたちが、他者との対話を通して主体的に行動して持続可能な未来をつくり、生涯にわたって学びつづけることができるよう願っています。





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